ディスポーザー故障の修理対応

ディスポーザーのメーカーに関係なく修理対応しています。

各メーカーのディスポーザー

安永クリーンテック社

リクシル社製ディスポーザー

リクシル社製 ミニポ

パナソニック社製 KD-132

TOTO製 NJE-200

日本ゼスト社製 ZH-1

ディスポーザートラブルの種類

ディスポーザートラブルの種類は、大きく分類すると、排水の詰まり、動かない、フタが取れない、漏水などがあります。

 

ここでは、私たちが遭遇したことのある、ディスポーザートラブル事例をご紹介していきます。

また、宮惣ケミカルでは、ディスポーザー故障の修理対応を承っております。

お困りの際には、お気軽にご相談ください。

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ディスポーザーが動かない

ディスポーザーが動かない理由には、いくつかの原因があります。

 

  • コンセントが抜けている。
  • ブレーカーが作動している。
  • ディスポーザーの安全装置が作動している。
  • 電気系統の故障

などなどです。

 

お電話やメールでご相談を頂いたときに、一番多いのは、「ブレーカーが作動している」か、「ディスポーザーの安全装置が作動している」かというケースです。

 

このようなケースは、私たちがお伺いしなくても、お客様ご自身の手で解決することができるトラブル内容であることが多く、ディスポーザーの故障ではないこともあります。

予期せず、突然ディスポーザーが動かなくなってしまうため、お客様は慌ててしまうのかもしれないですね。

これらのトラブルの対応については、製品の取扱い説明に解決方法が、必ず記載されていますので、落ち着いて対処して頂ければと思います。

 

上記の画像は、日本ゼスト社のディスポーザーです。

 

日本ゼスト社のトラブルで最も多く聞くのが、「突然、うんともすんとも言わなくなった。」というものです。

症状としては、以下のようなものです。

 

※壁スイッチは点灯する。

※本体のリセットボタンは作動していない。

※内部の回転プレートに固着はなく、ドライバーでつつくと、スルスルと回転する。

※壁スイッチを押すと、かすかな、「カチッ」という音がする。

(注:回転プレートを触れる時は、必ず、コンセントを抜きましょう!!)

壁スイッチは点灯しているので、100Vコンセントへの電源供給については問題がないことがわかります。

さらに、回転プレートもスルスルとスムーズに回転するので、異物混入による噛み込みでもありません。

 

この手の症状があるときは、ディスポーザー本体の下に、謎の黒い粉があるときが多いです。

黒い粉の正体は、カーボンです。

日本ゼスト社製ディスポーザーのモーターには、カーボンブラシが使われています。

ディスポーザー本体の下にあるのは、そのカーボンブラシが摩耗して飛散したものです。

 

カーボンブラシが摩耗限界値に到達したために、うんともすんとも言わなくなってしまっているのです。

 

それでは、カーボンブラシを交換することで復活するかと言うと、このメーカーは既に倒産しており、交換用のカーボンブラシがありません。

仮にどこかに在庫があったとしても、カーボンブラシとディスポーザー本体の接続は、少し複雑になっており、交換ができなくなっています。

 

 

さらに、ディスポーザー本体の下に、これだけのカーボンの粉があるという事は、短期間で急激に摩耗したのではないかと推測できます。

 

ディスポーザーの消費電力は、それほど、大きくもなく(300~700W程度)粉砕するものは、生ごみですから、それほど負荷も大きくありません。

したがって、一時的に急激に摩耗するような場面があったとしても(鶏の骨とか)通常使用でずっと急激に摩耗することは考えにくいです。

日本ゼスト社製ディスポーザーが動かなくなる原因

日本ゼスト社製ディスポーザーの前面には、制御基板がマウントされています。

どうやら、この基板がエラーをおこしているようです。

もちろん、メーカーが倒産してしまっているので、勝手な推測です。

 

日本ゼスト社製のディスポーザーは、100Vの電流が常時モーターへ供給されるような仕組みになっています。

壁についているスイッチは、100Vの通電をON/OFFするような一般的な片切スイッチとは異なり、100Vの電流をモーターへ開放するためのものです。

 

壁スイッチをONにすると、信号が基板へ送られ、モーターの直前で止められていた電流が開放されて始動する仕組みとなっています。

 

運転時間も、この制御盤でコントロールしています。

ディップスイッチが付いており、このパターンを変更することで、運転時間の調整も可能です。

 

基板は、熱や振動にとても弱いです。

日本ゼスト社製のディスポーザーは、モーターの横に制御基板がマウントされているのです。

 

長い期間、ディスポーザーを使用したとき、ディスポーザーから発生する熱や振動で、基板が壊れてしまうのではないかと、私たちでは結論づけています。

 

日本ゼスト社製ディスポーザーには、投入された生ごみの量を感知するセンサーが搭載されています。

おそらく、電流値の変化で負荷を読み取り、生ごみの処理が終わったかを判断させているのだと思います。

 

基板が壊れることで、これらがコントロール不能となってしまい、必要以上の電流が流れ、結果として、カーボンブラシの異常摩耗となっているのかと思います。

 

このような症状の修理は難しいため、今回のお客様には、ディスポーザー本体の交換をご提案させて頂き、新しいディスポーザーの交換作業をさせて頂きました。

 

ディスポーザーには、様々な症状がありますが、お困りの時には、お気軽に宮惣ケミカルまでお問合せをください。

 

お問合せは、お電話、または下記リンクのお問合せフォームから、お願い致します。

 

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